「ドライヤーだけでセンター分けってどうやるの?」
今回は、最近流行のセンター分けをメンズがドライヤーだけで仕上げる方法をご紹介します。
メンズがセンター分けをする為の最低条件
センター分けをドライヤーで行う前提として、前髪の長さがある程度必要になります。
前髪にこの長さがあれば、他の部分……横や後ろの髪が短くてもセンター分けは作れるでしょう。
ドライヤーでセンター分けを行うのに必要なもの
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ドライヤー
いつも使っている物でOKです。
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タオル
できる限り吸水性の良い、清潔な物を使いましょう。
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スタイリング剤
ドライヤーのみで今回は仕上げますので、少し固めのワックスやクリームを使いましょう。
緩い物を使うと、上手く纏まりません。
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水(洗面所でやるのが理想です)
化粧水などは、ドライヤーを当てるときに髪を傷める可能性があるので、必ず水で濡らします。
ドライヤーだけで行うセンター分けのセット方法
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前髪全体を濡らして、タオルドライをする
3分前後を目安に、タオルで頭を包み込むようにして頭皮と髪の根元を押さえるようにして水分を吸収させましょう。
髪や肌を傷めますので、お風呂上がりのようにゴシゴシと拭いたり擦らないようにしてください。 -
ドライヤーで髪全体を8割方乾かす
この時前髪を掻き上げながらドライヤーをしたから当てましょう。
逆に上から当て続けると、前髪が倒れてしまい貧相な仕上がりになるので注意が必要です。 -
髪を左右に分けてドライヤーを当てる
暫くしたら手櫛で前髪をセンター分けして、左右それぞれにドライヤーの温風を当てます。
この時髪を左右ピッタリ綺麗に分けるのではなく、ジグザグになるようにしましょう。
草むらを想像してみてください。 あんなかんじです。
ドライヤーの風は弱めにすれば、分け目部分を綺麗に保ったまま乾かせます。 -
髪の根元を乾かす
前髪がある程度乾いたら、根元は毛流れに沿って乾かしましょう。毛流れに沿って乾かすとふんわり感が出ます。
髪が熱を持った状態でスタイリング剤を塗ると崩れることがあります。
そこで温風から冷風にして髪の毛を固定しましょう。 -
スタイリング剤で整える
軽くスタイリングを指に馴染ませて、センタパートにした前髪全体を包むように、優しく付けていきます。
スタイリング剤は根元から毛先の順番で付けていきましょう。
ドライヤーでセンター分けをする際の注意点
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髪を綺麗に分けすぎない
手順でも言いましたが、髪の毛を左右に分ける際きっちりと左右にわけてしまうと、不自然な仕上がりになります。
様子を見ながら、やり過ぎないようにしましょう、 -
毛先から乾かさない
ドライヤーで乾燥させるとき根元から乾かすのが基本です。
毛先から乾かすと、後から根元を乾かすときに崩れてしまうからです。
更に毛先は乾きやすいので。髪の毛がパサついてしまいます。
なので、根元から乾かすことを意識しましょう。 -
前髪が寝てしまわないように
前髪の根元が寝てしまうと、見た目がぺたんとしてしまい格好良いセンター分けになりません。
ドライヤーは前髪をかき上げながら、下から当てましょう。 -
後頭部の髪がつぶれないように
ドライヤーを使うときは前髪だけではなく、後頭部にも気を付けます。
特に日本人の後頭部は「絶壁」と呼ばれ、ボリュームが出にくい骨格とされています。
前髪同様、ドライヤーを当てるときはこの絶壁の下から当てましょう。
コツは、地肌に当てるのを意識することです。
更にワックスなどのスタイリング剤を使えば、後ろ髪のボリュームも保てます。 -
スタイリング剤は適量を
ドライヤーのみのスタイリングは、コテなどを使うものより保持力が弱いです。
量が少ないと、うまくいかない可能性があります。
かと言って、しっかり固めなければとスタイリング剤を大量に使うのはよくありません。
特にワックスの場合は、多いと白色が残ったりして悪目立ちします。更に髪の毛が痛んだり、神が痛んだり悪影響にも繋がります。
自分に合った量を研究してみましょう。 -
寝る前などには髪の毛は綺麗にする
お風呂など、一日の終わりには必ず髪を洗いましょう。
スタイリング剤はそのまま放置すると、劣化する可能性があります。
他にも汚れを吸い込んで、見た目も悪くなってしまうだけではなく、肌や髪の毛にダメージを与える可能性も出てきます。「忙しくてそんな暇はないよ」
と言うパターンもあるでしょうから、あまり強く言うことは出来ません。
しかし髪や肌への健康を考えると、できる限りその日の内に髪を洗うことを心がけてください。